研究課題
若手研究(A)
NLK は種を越えて保存されたタンパク質リン酸化酵素であり、様々なシグナル伝達の活性 強度を加減調節する能力を有する。私たちは本研究により、NLK が神経前駆細胞において転 写因子Lef1 のリン酸化を介してWnt シグナルを増強し、これにより脊椎動物の脳組織のサイ ズ成長に貢献していることを明らかにした。また、NLK が自己リン酸化により活性化するこ とや、タンパク質DP1 がNLK の活性を抑制することなどを見いだした。本研究によりNLK の新たな機能と制御が明らかになった
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