ペタスケール計算環境に向けた高速フーリエ変換のアルゴリズムに関する研究

• 研究課題/領域番号: 22700024
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: ソフトウエア
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 高橋 大介 筑波大学, システム情報系, 准教授 (00292714)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 並列処理 / 分散処理 / ペタスケール計算環境 / 高速フーリエ変換

研究概要

ぺタスケール計算環境に向けた並列高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムの検討を行った。最適なキャッシュブロックサイズは問題サイズに依存するが,キャッシュミス数を最小にする最適なキャッシュブロックサイズを決定する方法を提案した。また,並列FFTにおいては全対全通信が性能に大きく影響することから,全対全通信の自動チューニング手法についても提案した。性能評価の結果,提案する並列FFTの実装は性能を向上させる上で効果が高いことが示された。

研究成果

• [雑誌論文] マルチコア超並列環境におけるFFTの自動チューニング (2011)
  • 著者名/発表者名: 高橋大介
  • 雑誌名: 応用数理 巻: Vol.20, No.4 ページ: 7-14
  • 査読あり
• [学会発表] An Implementation of Parallel 1-D FFT Using AVX Instructions on Multi-Core Processors (2012)
  • 著者名/発表者名: Daisuke Takahashi
  • 学会等名: International Workshop on Innovative Architecture for Future Generation High-Performance Processors and Systems (IWIA 2012)
  • 発表場所: Hapuna Beach Prince Hotel (Kohara Coast, Hawaii, USA)
  • 年月日: 2012-01-10
• [学会発表] Optimization of All-to-All Communication on Multi-Core Cluster Systems (2011)
  • 著者名/発表者名: Daisuke Takahashi
  • 学会等名: International Workshop on Innovative Architecture for Future Generation High-Performance Processors and Systems (IWIA 2011)
  • 発表場所: Hapuna Beach Prince Hotel (Kohara Coast, Hawaii, USA)
  • 年月日: 2011-04-07
• [学会発表] 並列FFTにおける自動チューニング (2010)
  • 著者名/発表者名: 高橋大介
  • 学会等名: 日本応用数理学会2010年度年会
  • 発表場所: 明治大学(東京都千代田区)
  • 年月日: 2010-09-09
• [備考]
  • URL: http://www.ffte.jp/