研究概要 |
本研究課題の目的はソフトウェアレビューを効率的に行うことができる,開発文書の読み方を明らかにすることである.ソースコードや設計書から不具合を検出する際の視線の動きを視線計測装置で計測することで,熟練者と初心者で文書の読み方がどのように異なるか分析する.本研究課題の成果として,不具合の検出割合や検出効率が高いレビューアと低いレビューアで異なる視線移動のパターンが確認された.また,詳細設計書を対象としたレビューとソースコードを対象としたレビューで異なる読み方をする必要があることが示唆された.
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