研究課題
若手研究(B)
豪雨による斜面崩壊を事前検知するため,斜面上にセンサネットワークを設置し,各地点において降雨量と間隙水圧を観測し,斜面崩壊の危険性を計算する,斜面防災システムが提案されている.しかし本システムは,センサノードの現地メンテナンスや,センサデータの分析によるコストが高い問題がある.本研究では,(1) センサデータ品質と電池寿命に基づくセンシング間隔の最適化,(2) センサデータの類似性に基づく,センサ群のカテゴライズによる現地メンテナンス回数・分析対象センサデータの削減手法,(3) パラメータの適時的な自動抽出に基づく斜面崩壊予兆検知手法の提案を行い,実データを用いて有効性を明らかにした.
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International Journal of Advanced Computer Science
巻: Vol.1, No.4 ページ: 127-133