研究概要 |
本研究では,遠隔多地点間において大規模仮想柔軟体(ノード数3万以上)を共有可能かつ視力覚的な相互インタラクションを可能とする,遠隔協働環境の基盤となる手法を確立することを目的とし, (a)時空間適応的変形モデルによる大規模仮想柔軟体シミュレーション, (b)階層型変形モデルによる大規模仮想柔軟体シミュレーション, (c)インタラクションの同時性の共有手法(多地点の計算機間で大規模仮想柔軟体の変形・切断・剥離状態の同時性を確保する手法と,遠隔間のインタラクションにおいてもユーザに違和感を与えない反力の同時性を確保する手法)の確立, (d)以上の手法の評価,の項目について研究を行った.
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