研究概要 |
新たな設計方法論である設計情報学を創出した。設計情報学は多分野融合最適化手法の高度化,情報マイニングによる設計空間の構造化と可視化,及びそれらの実問題への応用,という三本柱で構成される。最適化の高度化では進化計算法を基としたdifferential evolution/遺伝的アルゴリズムハイブリッド手法の優位性を示した。情報マイニングでは,自己組織化マップ,分散解析,ラフ集合理論,及び決定木の特徴と使用方法論を明らかにした。設計情報学を用いて静粛超音速研究機の設計が行われ,引き続きハイブリッドロケット,環境適合性革新航空機の設計が進められている。
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