• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

モバイル・マネートランスファー・サービスがケニア社会に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 22700254
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 図書館情報学・人文社会情報学
研究機関弘前大学

研究代表者

羽渕 一代  弘前大学, 人文学部, 准教授 (70333474)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードケニア / 携帯電話 / 移動 / 電子マネートランスファーザービス / M-PESA / 電子マネートランスファーサービス
研究概要

本研究は、トゥルカナ牧畜社会におけるメディア利用について、2006年からの継続的なフィールドワークをおこなうことによって後期近代化の様相を明らかにすることである。第5波から7波にあたる本調査では、モバイルマネートランスファーサービスの普及と牧畜民の利用状況について確認をおこなってきた。その結果、このような送金サービスは、都市部における状況とは異なったものであることがわかった。サービス利用以前に、携帯電話の利用そのものも都市部と比較すると不安定なものがあり、デジタルデバイドというよりは、ケニア国内の格差社会を助長する結果として理解できることがわかった。
一方で、若者たちにとっては、これらのメディア技術の普及が将来への希望となっていることも判明した。したがって、識字率の低い地域における若者と教育に関わる場面におけるメディア利用研究が今後の課題としてあげられる。

報告書

(4件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 図書 (3件)

  • [図書] メディアのフィールドワーク:アフリカとケータイの未来2012

    • 著者名/発表者名
      羽渕一代・内籐直樹・岩佐光広
    • 出版者
      北樹出版
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [図書] メディアのフィールドワーク:アフリカとケータイの未来2012

    • 著者名/発表者名
      羽渕一代
    • 総ページ数
      203
    • 出版者
      北樹出版
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [図書] 「モバイル社会の多様性-韓国、フィンランド、ケニア」『ケータイ社会論』(岡田朋之・松田美佐編)2012

    • 著者名/発表者名
      羽渕一代
    • 総ページ数
      25
    • 出版者
      有斐閣
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

URL: 

公開日: 2010-08-23   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi