研究課題
若手研究(B)
本研究では、自分の状態を標識する自己モニタリングを感覚知覚体験に基づいて検討した。(1)主観的消失錯視を用いて物理的な情報変化と主観的な情報変化を区別する能力を測定し、急激な物理的変化が両者の区別に重要であることを示した。(2)急激な変化がない物理情報の処理と主観的体験は必ずしも対応しないことを示した。(3)モニタリング不全と関連する統合失調型パーソナリティは知覚体験に影響することを示した。本研究から心理課題を工夫してパーソナリティ研究を組み合わせることが自己モニタリングの検討に有効であると考える。
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