研究課題/領域番号 |
22700281
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 東京大学 (2011) 独立行政法人理化学研究所 (2010) |
研究代表者 |
尾崎 隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特任研究員 (40442941)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 脳認知科学 / 脳・神経 / 認知科学 / 高度道路交通システム(ITS) / 視覚的注意 / 脳内表象 / fMRI(機能的MRI) / グレンジャー因果性解析 |
研究概要 |
近年の神経生理学・脳機能画像研究から、視覚的注意の発現には前頭葉機能が大きく貢献することが知られていたが、それがどのような神経メカニズムに拠るかは不明なままであった。本研究では偏グレンジャー因果性解析を軸とした因果性ネットワーク解析をヒト脳機能画像データに適用し、その神経メカニズムの解明を目指した。その結果、単純な視覚的注意課題において前頭葉→頭頂葉なる動的ネットワークが注意の発現に強く寄与することが明らかになった。一方、網膜座標系(レチノトピー)情報を伴う視覚的注意課題を用いて、前頭葉→頭頂葉なる動的ネットワークが細かい神経表象レベルでも保存されるか否かを検証したが、確定的な結論は得られなかった。サンプルサイズが小さかったことが原因と考えられるが、結論を確定させるには今後のさらなる研究が必要であろう。
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