研究課題/領域番号 |
22700422
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | 公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所 (2011) (財)大阪バイオサイエンス研究所 (2010) |
研究代表者 |
和田 教男 公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所, システムズ生物学部門, 研究員 (90525958)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 眼球運動 / 小脳顆粒細胞 / プルキンエ細胞 / 小脳運動学習 / 前庭核 / 小脳 / 運動学習 |
研究概要 |
運動学習の獲得・維持・表出の各過程における小脳皮質・その投射先である前庭核の役割を調べた。皮質から前庭核への情報伝達を遮断すると、学習スコアは上昇していかなかった。しかし情報伝達を回復させて再学習させてみると、学習スコアは高かった。反対に、情報伝達遮断前に学習を誘導し、その後情報遮断後に再学習を測定してみると、情報伝達を遮断しているにもかかわらず学習スコアは高かった。以上より、運動学習の表出には皮質は必要だが、一旦皮質が機能して運動学習を獲得・表出してしまうと皮質は必要でないことが明らかとなった。
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