研究課題
若手研究(B)
静止立位時の床反力垂直成分(Fz-ACC)を指標として,高齢者(HE)と若年者(HY)の比較を行なった.主な解析方法は,DFA法によるスケーリング指数(α)および平均二乗平方根(RMS)である.さらに,Fz-ACC の周波数特性を把握する目的で連続ウェーブレット変換による解析を行なったところ,2群間で有意差を認めた.身体重心点との関係ではFz-ACCと左右方向の身体重心点との相関係数が高かった.以上のことから,バランス能力を評価する方法として検討されても良い.