研究課題/領域番号 |
22700568
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
笹川 俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教 (90551565)
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研究協力者 |
緒方 徹 国立障害者リハビリテーションセンター研究所, 運動機能慶障害研究部, 部長 (00392192)
小幡 博基 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教 (70455377)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 姿勢制御 / 多関節モデル / バイオメカニクス / 立位姿勢 / 逆動力学 / 立位 / 多関節運動 |
研究概要 |
本研究は、ヒト静的立位時における身体セグメント間の力学的相互作用について検討することを目的とした。この目的を達成するため、足関節および股関節トルクが両関節まわりに生成する角加速度を、"induced acceleration analysis"と呼ばれる方法を用いて定量した。結果、それぞれの関節まわりの運動は、当該関節のトルクおよび隣り合う関節のトルクの双方により、同程度加速されていることが明らかとなった。本研究の結果は、静的立位時における足-股関節間には、顕著な慣性カップリングが存在することを示すものである。こうした状況下において姿勢の安定性を保証するためには、高次のニューラル処理(小脳を含む)が必要であると考えられる。
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