研究課題
若手研究(B)
運動によって生じる非活動肢の静脈血管収縮は交感神経性に調節されているが,そのメカニズムは明らかにされていない.本研究では,運動によって生じる非活動肢の静脈血管収縮に対し,活動筋からの反射性制御がどのように関わっているのか検討した.その結果, 1)筋収縮によって生じる代謝産物を検知する筋代謝受容器を介した反射性調節は静脈血管収縮を引き起こすが, 2)筋の発揮する力を感知する筋機械受容器を介した反射性調節はほとんど影響を及ぼさないことが明らかとなった.
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