研究課題/領域番号 |
22700709
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 独立行政法人国立長寿医療研究センター (2011) 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) (2010) |
研究代表者 |
朴 眩泰 独立行政法人国立長寿医療研究センター (10506976)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 高齢者 / 筋骨格系疾患 / 運動器 / 栄養 / 身体活動 / 加速度センサー / 骨筋系疾患予防 / 運動 / 身体活動計 |
研究概要 |
乳塩基性タンパク質(MBP)を1日、40 mgを摂取し、歩数および運動持続時間3METs(metabolic equivalents)による毎日の身体活動が前腕の骨密度(BMD : bone mineral density)と音響的骨評価値(OSI : osteosonic idex)を用いた骨代謝に及ぼす効果を調べるため、1年間の無作為化比較試験を行った。対象者は65~86歳の女性79人である。MBPは、オステオカルシンや骨特異的アルカリホスファターゼに影響を及ぼさなかった。しかし、デオキシピリジノリンの尿中排泄とI型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTx : type I collagen cross-linked N-telopeptides)は対照群より実験群の対象者において有意に少なかった。また、介入群において、12ヶ月後、BMDは維持され、OSIは1.5%増加した。年齢、ベースラインの骨のパラメータとしてオステオカルシン、デオキシピリジノリン、NTxとOSIを調整した結果、歩数> 7, 000~8, 000歩/日かつ/または中強度(> 3METs)活動時間> 15~20の活動維持との有意な関連が確認された。MBPは骨吸収のマーカーを減少させることが確認され、特に下肢で顕著であった。さらに、骨吸収の減少の場合、MBP摂取(療法)は習慣的な身体的活動と有意な交互作用がみられ、中強度の持続的な運動との関連が確認された。
|