研究課題
若手研究(B)
本研究では、食品の成分多様性の評価に重点を置いた食品成分分析について、質量分析計を用いた方法で行った。植物性食材である様々な野菜について分析を行い、その成分組成について比較解析を行った。すべての野菜のうち、葉野菜のほうが根菜や果実より成分組成が複雑な傾向を示した。葉野菜ではダイコンやホウレンソウが、果実ではピーマンが複雑な成分組成を示していた。各野菜とも、部位による組成の違いが大きく、特にナバナなどは、花序と茎・葉では相当組成が異なっていた。セリ科野菜は、それぞれ特徴的な成分が多い傾向があった。また、野生種と栽培種トマト果実の成分組成の違いについても調べた。野生種トマト果実の違いには、ステロイドアルカロイド類の組成の違いの影響が大きかった。
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