研究課題
若手研究(B)
大豆の脂質代謝調節機能のうち、タンパク質および脂質成分の役割を明らかにするため、ラットを用いた栄養試験を実施した。両成分とも肝臓の脂肪酸合成系の抑制作用を示し、これが大豆摂取による血清中性脂肪濃度低下作用に寄与すると考えられた。また、肝臓の中性脂肪濃度は大豆摂取群で低下し、大豆タンパク質や大豆油単独では見られなかった脂質代謝改善作用が示唆された。コレステロール代謝では、大豆タンパク質は血清総コレステロールを、大豆油は非HDLコレステロールを有意に低下させた。
すべて 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
Journal of Nutritional Science and Vitaminology
巻: Vol.57, No.1 ページ: 56-64
10028106157
http://dx.doi.org/10.3177/jnsv.57.56
Journal of Agricultural and Food Chemistry
巻: Vol.59, No.16 号: 16 ページ: 8976-8984
10.1021/jf201403u
巻: 57 ページ: 56-64
http://www.naro.affrc.go.jp/nfri/