研究課題
若手研究(B)
本研究では、琵琶湖集水域北部に位置する姉川流域(特別豪雪地帯)の融雪水が湖内に流入したときに、深層密度流となるかどうかを検討した。そのため、湖内に自記式の水温計、流速計、電気伝導時計、溶存酸素濃度系などを冬季を通して設置し、連続観測を行った。その結果、数日間にわたって湖底付近で低水温、高濁度、低電気伝導度の水塊が見られた。この水塊の特性から、沿岸密度流や地下水湧出は考えにくく、河川期減水である可能性が高いと結論づけた。
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Journal of the Korean society of marine environmental engineering
巻: Vol.13, No.1 ページ: 30-42
巻: 13(1) ページ: 30-42