研究課題
若手研究(B)
生体内においてPI3Pを産生すると考えられているPIK3C3の生理的意義さらに発がんに対する寄与は全く明らかになっていない。我々はこれらを明らかにするためにノックアウトマウスを作製した。PIK3C3欠損細胞を用いた解析からPIK3C3欠損により細胞増殖が顕著に抑制され、PI3Pの産生が低下すること、加えて、飢餓条件下で誘導されるオートファジーにPIK3C3が必須であることが明らかになった。また、ノックアウトマウスの解析から免疫細胞でPten欠損に起因する発がんに対してPIK3C3欠損が抑制的に働くことを見出した。
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Nature
巻: 465 ページ: 497-501