研究課題
若手研究(B)
生きたマウスのリンパ節と腫瘍内における、細胞障害性T細胞と内在性樹状細胞の挙動を二光子顕微鏡により観察する実験系を確立した。それを用いて細胞障害性T細胞がリンパ節にて内在性樹状細胞から抗原提示を受け活性化する一連の過程を可視化し、生体内で細胞障害性T細胞へ選択的に抗原提示を行う樹状細胞サブセットを同定した。さらに活性化した細胞障害性T細胞が腫瘍部位に移行した後、腫瘍周囲の樹状細胞と抗原特異的に相互作用することを発見し、腫瘍内におけるT細胞の増殖・分化を誘導する新たなメカニズムが示唆された。
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Methods in Enzymology
巻: Vol.506 ページ: 437-454
巻: 506 ページ: 437-454
10.1016/b978-0-12-391856-7.00047-0
Immunity
巻: Vol.34 ページ: 961-972
巻: 34 号: 6 ページ: 961-972
10.1016/j.immuni.2011.03.025