研究課題
若手研究(B)
EGFR 遺伝子変異陽性肺癌は EGFR チロシンキナーゼ(TK)阻害剤に対して高い感受性を示すが、感受性を示した症例の多くは経過により耐性化するため、耐性化機構の解明と治療法確立は重要である。本研究では、EGFR-TK 阻害剤耐性化肺癌に対し、1)耐性化に関与する microRNA(miRNA) 発現の網羅的解析と候補miRNA の機能解析、2)新規分子標的薬である Focal adhesion kinase (FAK) 阻害剤(TAE226)の効果を検討した。複数の耐性細胞株を樹立後に、網羅的発現解析などにより、miR-200が候補 miRNA として同定された。TAE226 は、耐性株を含む EGFR 変異陽性細胞株に対して、著しい抗腫瘍効果を示すことを、in vitro, in vivo に確認した。
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肺癌
巻: 52巻 ページ: 131-135
130002060224
巻: 52 ページ: 131-135
巻: 50巻 ページ: 329-341
http://www.nigeka-okayama-u.jp/