研究課題
若手研究(B)
亜熱帯外洋域では,基礎生産力は表層で高いが植物現存量は亜表層クロロフィル極大層で高い。このミスマッチの一因として微小動物プランクトンの摂餌速度に着目した。クロロフィル極大形成期の摂餌速度は,亜表層(0.01~0.24 d^<-1>)より表層(0.08~1.05 d^<-1>)で高いが,両深度とも実験間の変動が大きい。この結果は,表層の被食効果が植物現存量を低く抑える一因となることを示すが,この効果は恒常的には働いていないと考えられた。
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