GISを用いた生活再建過程における支援資源の推定モデルの構築

• 研究課題/領域番号: 22710161
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 社会システム工学・安全システム
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 井ノ口 宗成 新潟大学, 災害・復興科学研究所, 助教 (90509944)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 都市 / 社会防災 / 被災者生活再建支援 / 空間解析 / 資源量推定 / 業務分析 / プロジェクトマネジメント / 被災者台帳 / 生活再建支援 / GIS / 業務量分析

研究概要

本研究では災害発生後における被災者生活再建支援に係る業務に必要な資源量を推定する仕組みを構築した.過去の被災地から収集した被災者生活再建支援に係る業務の対応記録をもとにして,日別の業務発生量を調査し,簡易的なモデルを同定した.また,実投入された人的資源量から対応可能量を導出し,支援資源の推定モデルへと展開し,他地域でも適用可能となるように被害発生量の推定から資源量推定までの一連の流れを空間処理によって実現する仕組みを構築した.

研究成果

• [雑誌論文] How to Construct the Common Operational Pictures with Dynamic Maps Using the Mashup Technology - EMT at National and Municipal Level in 2011 Great East Japan Earthquake (2012)
  • 著者名/発表者名: Munenari Inoguchi, Takashi Furuya, Reo Kimura, Keiko Tamura, Haruo Hayashi
  • 雑誌名: Proceedings of TIEMS (The International Emergency Management Society) Japan Chapter ページ: 8-8
• [雑誌論文] Visualization Methods and Associated Challenges of Disaster Data for Common Operational Picture -A Case Study of the 2011 Great East Japan Earthquake based on the Activities of Emergency Mapping Team of the Cabinet Office- (2012)
  • 著者名/発表者名: Munenari Inoguchi, Haruo Hayashi
  • 雑誌名: Journal of i-society ページ: 5-5
• [雑誌論文] Structure of Web-Based Victims Master Database of the Life Rebuilding Process -A Study of the Great East Japan Earthquake of 2011- (2012)
  • 著者名/発表者名: Munenari Inoguchi, Keiko Tamura, Reo Kimura, Takashi Furuya, Haruo Hayashi
  • 雑誌名: 15th World Conference on Earthquake Engineering Proceedings ページ: 8-8
• [雑誌論文] 広域災害を対象としたウェブ配信型被災者台帳システムの実装-岩手県・宮古市を中心とした東日本大震災被災自治体の試み- (2012)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口宗成・田村圭子・木村玲欧・小原亜希子・林春男
  • 雑誌名: 地域安全学会論文集 巻: No.18 ページ: 351-361
  • NAID: 130007749964
• [雑誌論文] 広域災害を対象としたウェブ配信型被災者台帳システムの実装－岩手県・宮古市を中心とした東日本大震災被災自治体の試み－ (2012)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口 宗成
  • 雑誌名: 地域安全学会論文集 巻: No.18 ページ: 351-361
  • NAID: 130007749964
  • 査読あり
• [雑誌論文] Structure of Web-Based Victims Master Database of the Life Rebuilding Process -A Study of the Great East Japan Earthquake of 2011- (2012)
  • 著者名/発表者名: Munenari Inoguchi
  • 雑誌名: World Conference on Earthquake Engineering Proceedings 巻: 15th
  • 査読あり
• [雑誌論文] 被災地の早期復興に向けた住所情報の空間情報化に関する基礎研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口宗成, 田村圭子, 木村玲欧, 林春男
  • 雑誌名: 電子情報通信学会2012年総合大会講演論文集 巻: (CD-ROM)
• [雑誌論文] 緊急地図作成チームにおける効果的な現場型空間情報マッシュアップの実現に向けた提案-平成23年東北地方太平洋沖地震を事例として- (2011)
  • 著者名/発表者名: No.15
  • 雑誌名: 地域安全学会論文集 巻: No.15 ページ: 219-229
• [雑誌論文] 被災者台帳に基づく包括的な被災者生活再建支援業務の実態分析-2007年新潟県中越沖地震における柏崎市を事例として- (2010)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口宗成・田村圭子・林春男
  • 雑誌名: 地域安全学会論文集 巻: No.13 ページ: 453-462
  • NAID: 110009484184
• [雑誌論文] 災害時の効果的な「状況認識の統一」の実現を目指した行政職員のGISリテラシー向上の試み (2010)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口宗成・田村圭子・木村玲欧・林春男
  • 雑誌名: 第13回日本地震工学会論文集 ページ: 636-643
• [雑誌論文] 災害時の効果的な「状況認識の統一」の実現を目指した行政職員のGISリテラシー向上の試み (2010)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口宗成, 田村圭子, 木村玲欧, 林春男
  • 雑誌名: 日本地震工学会論文集 巻: No.13 ページ: 636-643
  • 査読あり
• [学会発表] ウェブサービス型「岩手県被災者台帳システム」を用いた被災者生活再建支援 (2013)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口 宗成
  • 学会等名: 第75回 情報処理学会 全国大会
  • 発表場所: 岐阜大学
  • 招待講演
• [学会発表] 被災地の早期復興に向けた住所情報の空間情報化に関する基礎研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口宗成・田村圭子・木村玲欧・林春男
  • 学会等名: 電子情報通信学会2012年総合大会講演論文集
• [学会発表] ユーザーの活用可能性を広げた津波浸水想定図のデザイン －新潟県津波浸水想定図を事例として－ (2012)
  • 著者名/発表者名: 井ノ口 宗成
  • 学会等名: 電子情報通信学会 第2回 安全・安心な生活のための情報通信システム研究会
  • 発表場所: 新潟大学 駅南キャンパス「ときめいと」