研究課題
若手研究(B)
本研究は葉緑体タンパク質を破壊した約1, 300ラインのホモ挿入植物体を用いて、環境ストレスを与えた時の感受性が異常になる変異体とクロロフィル蛍光を測定した時の光合成機能が異常になる変異体との単離を目指したものである。ホモ挿入体を様々なストレススクリーニングを行った結果、6つの感受性が異常な変異体を単離した。その内既知の遺伝子を除く2つの遺伝子に関して詳細な機能解析を行った。変異体アレルによる表現型の再現性確認と変異体への遺伝子導入による相補性試験とを行い原因遺伝子を確定した。さらに形質転換体の作製により発現組織と細胞内局在を明らかにした。本研究により環境ストレスに関わる重要な葉緑体タンパク質を同定し、その機能を分子レベルで明らかにした。
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