研究課題/領域番号 |
22710245
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山根 裕子 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 研究員 (70528992)
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連携研究者 |
竹島 喜芳 中部大学, 中部高等学術研究所, 准教授
一條 洋子 東京農工大学, リーディング大学院, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アフリカ / 稲作支援 / 地域研究 / 農家経営 / 粗収益 / 賃労費 / 水利の不安定さ / 実態把握 / NIB / アウトグローワー / 栽培歴 / 灌漑稲作地域 / 衛星画像分析 / グランドトゥルース / NIB(National Irrigation Board) / 支援の方法 / 住民主体 |
研究概要 |
2008 年より 10 年間日本政府主導でアフリカの稲作に対する支援が行われている。対象地であるケニア西部ビクトリア湖岸地域には 1970 年代に NationalIrrigation Board(NIB)と呼ばれるケニアの政府機関により大規模な灌漑施設が建設され、灌漑稲作が導入された地域がある。調査開始後、アウトグローワーと呼ばれる農民自らが水利を管理する稲作地域が少なくとも6ヵ所以上あることが分かった。2 年間の間に複数回における予備調査の後、これらの地域の稲作農家 400 世帯に対してベースライン調査を行ったところ、NIB の管轄下のコメ生産は世帯当たり及び単位面積当たりでもアウトグローワーの稲作農家と比較して高いことが分かった。一方、調査をした 4 カ所のアウトグローワーの間でもイネの生産性や収益性に大きな差があり、最も収益の低いアウトグローワーでは調査年に 4 割の農家が稲作で利益を上げられていなかったことが分かった。
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