研究課題/領域番号 |
22710253
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
波佐間 逸博 長崎大学, 国際連携研究戦略本部, 助教 (20547997)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 国家暴力 / 武装解除 / 牧畜 / ウガンダ / 東アフリカ / 共生 / レイディング / 平和研究 / 政治的暴力 / 個体性 / 反本質主義 / メディア表象 / ソーシャル・サファリング / 周緑化 / 文化的敵意 / 直接-構造的暴力 / 武力紛争 / カラモジャ / 武装解除政策 / 企図の変形 / 長期化した紛争状況 / 東アフリカ牧畜民 / カリモジョン / ドドス / 自動ライフル銃 |
研究概要 |
東アフリカ牧畜社会における暴力紛争を文化化していく政治・社会科学的言説を検討することをつうじて、植民地期以来の構造機能主義的な、均質で自己完結的な集団観と、稀少資源をめぐり共約不可能な形で対立する利害集団モデルにもとづいた介入によって、低強度紛争が、かえっていっそう促進されている現実が生じていることを批判的にあぶりだした。また、東アフリカにおいて一般化している集合的暴力にたいする、牧畜社会における人びとの対処方法と、それらが創造され、活用されてきた社会的プロセスを記述、分析することによって、ローカルな共同体が独自に洗練させてきた牧畜世界の共生論理と実践をあきらかにした。
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