研究課題/領域番号 |
22720010
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
伊原木 大祐 北九州市立大学, 基盤教育センター, 准教授 (30511654)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 現象学 / 宗教哲学 / フランス哲学 / 身体論 / キリスト教神学 / キリスト教 / フランス |
研究概要 |
本研究では、現代フランスの哲学者ミシェル・アンリが確立した生の現象学に依拠しつつ、神学・哲学上の「悪の問題」を解明することに取り組んだ。その結果、アンリ思想自体の背景にあるグノーシス的二元論の重要性を確認することができた。 さらには、このアンリ思想を悪に関する前期レヴィナスの議論に対置して検討したが、そのことによって今度は両者の現象学思想を救済論的かつ異端的な観点から捉えることが可能となった。
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