研究課題/領域番号 |
22720012
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
荒畑 靖宏 成城大学, 文芸学部, 准教授 (50516614)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ハイデガー / ウィトゲンシュタイン / フレーゲ / 語りと示し / 形式的告示 / フロネーシス / 規則順守論 / 判断力 / 『論理哲学論考』 / 規則順守 / アスペクト / 知識論 / 行為論 / アリストテレス / アスペクト知覚 / 解釈学 / 間接的伝達 / 哲学 |
研究概要 |
本研究は、アリストテレスがすぐれて人間的な知のあり方として観想的‐理論的なエピステーメーと区別した実践的知識(フロネーシス)を、人間の全ての知のモデルとして再考することで、行為論・認識論・言語哲学において新たな思考パラダイムを提供することを目指して出発した。しかし、その過程で明らかになったことは、この哲学的研究自体が、そしてまたそれを述べるための言語も、そのモデルから自由ではありえないということであった。こうして、哲学的言語といえども、「われわれのやっていること」を、超越的な視点から記述することはできず、したがって、哲学的言説は通常の言説と同じようになにかを語るのではないことが明らかとなった。
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