研究課題/領域番号 |
22720013
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
伊藤 貴雄 創価大学, 文学部, 准教授 (70440237)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 哲学 / 倫理学 / 思想史 / 平和論 / カント / フィヒテ / 徴兵制 / 世界市民 / 社会史 / ドイツ |
研究概要 |
カントは『永遠平和のために』第三予備条項で常備軍の撤廃を主張している。だが戦前のドイツと日本では、国民皆兵制を肯定するカント解釈が主流だった。少なからぬ学者たちが、国民の軍事演習は人間を単なる機械や道具として扱うものではないので倫理的に許される、と主張していたのである。その結果、カント平和論は徴兵制の正当化に利用された。本研究ではこの軍国主義的カント解釈の成立過程を調査するとともに、そうした解釈が妥当か否かを彼やその後継者たちの著作を基に考察した。
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