研究課題/領域番号 |
22720015
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
大河内 泰樹 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 准教授 (80513374)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 哲学 / ヘーゲル / プラグマティズム / ハーバーマス / ブランダム / 語用論 / 意味論 / 所与性の神話 / 表象主義 / 推論主義 |
研究概要 |
R・ブランダムの哲学が、ヘーゲルの「客観的精神」概念と承認論を彼独自の規範的語用論に基づいてプラグマティズム的に解釈することによって可能となっており、これによってポスト分析哲学における観念論的認識論の可能性が示されていることを明らかにした。これにたいするJ・ハーバーマスの批判は、ブランダムが規範的語用論を我・汝関係から理解することの問題を明らかにした点に功績があったが、むしろブランダムの理論に内在して我・我々関係を導入しうることを指摘した。
|