研究課題/領域番号 |
22720017
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 山口大学 (2011-2013) 立命館大学 (2010) |
研究代表者 |
周藤 多紀 山口大学, 人文学部, 准教授 (50571733)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ボエティウス / アリストテレス / 新プラトン主義 / 言語哲学 / 論理学 / 倫理学 / 幸福論 / ポルピュリオス / 動物 / 古代末期 / 自由学芸 / イアンブリコス / アウグスティヌス / 嘘 / オッカム / プロクロス |
研究概要 |
本課題研究は、ボエティウスの著作の分析を通して、ポルピュリオスの言語・論理思想を再現することに成功した。研究成果を和文のみならず英文でまとめ、単著として出版した。その単著 Boethius on Mind, Grammar and Logic はオランダの学術出版社 Brill の定評あるシリーズの一冊として出版され、欧文雑誌で書評も受けた。 ポルピュリオスの倫理思想については、テキストは読んだものの、論文は出版できなかった。しかし十三世紀に書かれた、未公刊の『ニコマコス倫理学』注解の一つについて校定版を作成した。この注解には、ポルピュリオスを含む新プラトン主義者の倫理思想の影響が見られる。
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