研究課題/領域番号 |
22720031
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
思想史
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
西 信康 北海道大学, 大学院・文学研究科, 専門研究員 (30571062)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 中国思想 / 郭店楚簡 / 出土資料 / 儒家思想 / 道家思想 / 思想史 / 中国哲学 |
研究概要 |
本研究課題は、古代儒家思想における人性論の歴史的展開と、儒家道家の思想交渉の歴史的展開に関する研究を進めた。具体的には、(1)『孟子』所載の仁内義外説を再検討し、「義」に対する告子の倫理思想を明らかにした。(2)郭店楚簡『性自命出』に見える「性」「命」「勢」「物」といった概念の意味内容と比喩表現を再検討し、その思想的特徴を明らかにした。(3)上博楚簡『民之父母』に見える「五至」について、『老子』『荘子』『淮南子』の記載を手がかりにその意味内容を検討し、儒家と道家の思想的交渉の様子を明らかにした。
|