研究課題/領域番号 |
22720045
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 群馬県立女子大学 |
研究代表者 |
大野 陽子 群馬県立女子大学, 文学部, 准教授 (80512938)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | イタリア / 聖母図像 / 樹木の聖母 / 美術史 / 聖母 / 図像 / 巡礼地 / 北イタリア / カトリック改革 |
研究概要 |
美術史及び図像学研究において十分に認識されておらず実態が知られていない、「樹木の聖母」図像に関する本研究では、中世から近世初期にかけての当該の聖母像への崇敬の全体像を把握すべく、多数の巡礼地があるイタリアとスイス南部に調査地域を絞り、現地調査と資料調査を行った。その結果、同地域にかけて120余の「樹木の聖母」巡礼地が現存することを確認した。巡礼地の創建伝承、巡礼地の地域分布の傾向、図像の分析から、「樹木の聖母」は、異教的イメジャリの農村部への残存という理由だけではなく、「樹木の聖母」の視覚表現(図像)がキリスト教の正統的な図像と相互関係にあったことに由来するのではないかと指摘した。
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