研究課題/領域番号 |
22720079
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
土佐 朋子 東京医科歯科大学, 教養部, 准教授 (00390427)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 上代文学 / 漢文学 / 『懐風藻』 / 『懐風藻箋註』 / 今井舎人 / 鈴木真年 / 林家 / 林家系統 / 本朝一人一首 / 酒折宮文庫 / 田中教忠 / 日本漢詩文 / 伝本系統 / 『懐風藻箋註』翻刻 / 『懐風藻箋註』引用典籍 / 『懐風藻』伝本 / 『懐風藻』写本 / 榊原忠次 / 『懐風藻』本文 / 『懐風藻』版本 / 今井舍人 / 奈良朝漢詩文 / 『懐風藻』写本系統 / 『懐風藻』最善本 |
研究概要 |
23本の『懐風藻』写本についてほぼすべての調査を行い、同時に新たに12本の『懐風藻』写本を紹介した。その結果、これまでの群書類従系統とその他の系統に区分する考え方を改め、群書類従に至るまでの本文系統、すなわち江戸期の書写活動の過程における本文派生状況を明らかにする必要性を指摘した。とくに、江戸初期の林家における書写活動の過程で、複数の本文が生じた可能性を指摘した。また、現存最古の注釈書『懐風藻箋註』を翻刻し、その作者今井舎人が系譜学者鈴木真年であることを確定し、歴史的関心から施される江戸期版本書入と比較して、漢籍に典拠を求める注釈姿勢の異質さを明らかにした。
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