研究課題/領域番号 |
22720086
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 都留文科大学 (2012) 鳴門教育大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
野口 哲也 都留文科大学, 文学部, 准教授 (90533000)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 明治文学 / 翻訳 / 幻想文学 / トランスレーション・スタディーズ / 井上勤 / 森田思軒 / 泉鏡花 / 翻訳文学 / 日本近代文学 / 翻訳研究 / 黒岩涙香 / 翻案 / 国文学 / 日本文学 / 近代文学 / 比較文学 / 文学論 / 文学一般 |
研究概要 |
従来の文学史観では周縁領域に位置づけられていた明治期の翻訳文学テクストを取りあげ、幻想文学というジャンルとの方法的接点を探りつつ歴史的・理論的な考察を加えた。日本近代の文化的制度の成立過程に決定的な形で関与した翻訳が幻想文学にどう作用したのか、また逆に幻想文学の表現機構が日本近代の言語観や精神構造にいかなる形で関与したのかという実態について、井上勤や森田思軒、泉鏡花らのテクストにおける言語的な移動・変容・越境の様相に即して明らかにした。
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