研究課題/領域番号 |
22720138
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 長崎外国語大学 (2012) 松山大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
田口 武史 長崎外国語大学, 外国語学部, 准教授 (70548833)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 民衆啓蒙運動 / Volk / R.Z. ベッカー / 啓蒙とは何か / 市民 / ドイツ・ロマン派 / 民衆文学 / ナショナリズム / R.Z.ベッカー / J. ゲレス / フランス革命 / ロマン派 / 世界市民 / ジャーナリズム / 啓蒙 / J.H.カンペ / 愛国主義 / 農民一揆 / ナショナリズム/愛国主羲 / ドイツ啓蒙主羲 / 市民社会 / クニッゲ / カント |
研究概要 |
本研究は、18世紀末のドイツで隆盛した「民衆啓蒙運動」を、知識人のVolk(民衆)観に決定的な変化を引き起こした思想運動として再評価するものである。R.Z.ベッカーをはじめとする民衆啓蒙家は、民衆の生活改善と国民意識醸成を目的として実践的啓蒙の普及を試みた。その活動は民衆の政治的・文化的重要性を多くの同時代人に認識させただけでなく、次世代のロマン派にも批判的に受け継がれ、彼らによる民衆讃美の一契機となっていたことを明らかにした。
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