研究課題/領域番号 |
22720144
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
松浦 史子 慶應義塾大学, 商学部, 講師(非常勤) (80570952)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 山海経 / 漢魏晋南北朝 / 前田尊経閣文庫本『天地瑞祥志』 / ペリオ文書「瑞応図」 / 五鳳 / 神話と政治 / 瑞祥と災異 / 發明・焦明・<粛+鳥/霜+鳥>・幽昌 / 『山海経』 / 瑞祥 / 異形 / 受容 / 神木大保当後漢墓 / 画像石 / 白馬朱鬣 / 陜西省 / 神話 / 發明、焦明、〓〓、幽昌 / ペリオ文書『瑞応図』 / 鳳凰 / 『天地瑞祥志』 |
研究概要 |
中国最古の神話的地誌『山海経』が、動乱の漢末~魏晋南北朝の政治・文学に如何なる影響を与えたのかを、文献と図像の双方から総合的に考察。検討の結果、例えば、『山海経』にも所録される鳳凰について、本来、鳳凰と共に五方の神鳥であった「鳳凰に似る四羽(發明・焦明・<粛+鳥/霜+鳥>・幽昌)」が、漢以降の政治的情勢を反映して凶兆の要素を帯びるに至った来歴を、中国周辺部のみに現存する各種瑞祥志を手がかりに明らかにした。
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