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用法基盤モデルに基づいた日本語のヴォイス表現習得のための基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22720202
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関神戸大学

研究代表者

住田 哲郎  神戸大学, 人文学研究科, 人文学研究科研究員 (70533587)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード用法基盤モデル / ヴォイス / 受動態 / 逆向態 / 映像教材 / 日本語学 / 日本語教育 / 第二言語習得 / 日本語ヴォイス
研究概要

本研究では、上級日本語学習者でも運用が困難な日本語のヴォイス表現を理論化・モデル化し、用法基盤モデルに基づいて映像教材を作成することで、言語研究を教育現場に活かすための方策の一例を提示することを目的としていた。平成24年度はこれまでの研究成果を踏まえて映像教材のサンプルを作成し、その効果について検証実験を行う予定であった。
(1)現代小説の対訳本(日本語・英語・韓国語・中国語のパラレルコーパス)調査
日本語の現代小説『博士の愛した数式』『容疑者Xの献身』の対訳データベースを作り、各言語間におけるヴォイス表現の対応関係を調査する予定であった。韓国語・中国語訳については作業が完了しており、英語訳については『容疑者Xの献身』のみ作業が完了している。
(2)会話コーパスの分析
国立国語研究所の『日本語話し言葉コーパス』の入手手続きを進めているところである。
(3)映像教材(サンプル)の作成・(4)映像教材(サンプル)の効果の検証
上記(3)、(4)の計画については夏期休暇中に研究を進める予定であった。現在は映像教材(サンプル)として使用する場面(30~50程度)の選定を行っている途中である。
また、これまでの研究成果の一部については、2012年6月16日に南ソウル大学校で開催された韓国日語日文学会(2012夏期国際学術大会)において口頭発表を行った。
本研究プロジェクトは、私(研究代表者)が国外の大学に移ることになったため平成24年度途中で廃止することになったが、今後もこの研究自体は続けていきたいと考えている。

報告書

(3件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 2011 2010

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 移動動詞「来る」の文法化とヴォイス機能2011

    • 著者名/発表者名
      住田哲郎
    • 雑誌名

      神戸大学博士論文

      ページ: 1-202

    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本語コミュニケーションにおけるヴォイスの機能2010

    • 著者名/発表者名
      住田哲郎
    • 雑誌名

      韓国日語日文学会 学会誌『日語日文学研究』

      巻: 74巻1号 ページ: 165-186

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 日本語と韓国語のヴォイス機能の対応に関する一考察2012

    • 著者名/発表者名
      住田哲郎
    • 学会等名
      韓国日語日文学会(2012夏期国際学術大会)
    • 発表場所
      南ソウル大学校(韓国)
    • 年月日
      2012-06-16
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [学会発表] 受動態・逆行態の認知モデルとその言語教育への応用2011

    • 著者名/発表者名
      住田哲郎
    • 学会等名
      7th International Conference on Practical Linguistics of Japanese
    • 発表場所
      サンフランシスコ州立大学(アメリカ合衆国)
    • 年月日
      2011-03-06
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2019-07-29  

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