研究課題/領域番号 |
22720205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 清泉女子大学 (2011) 愛知文教大学 (2010) |
研究代表者 |
西村 美保 (稲熊 美保) 清泉女子大学, 文学部, 准教授 (60410875)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ACTFL-OPI / 「聞いて話す」能力 / 語用論的能力 / 共同発話 / 先取り / 予測 / 日本語口頭運用能力 / 助け舟 / 繰り返し |
研究概要 |
日本語非母語話者の聞き手行動を調査した結果、会話への聞き手側からの積極的な参加が必要な引き取りの方法は難度が高いということがわかった。これは言い換えれば、ACTFL-OPI判定において、「語用論的能力」が、中級話者の受け身的な態度と、上級話者の自発的な態度とを決定的に隔てているということになる。このことから、聞き手となる日本語非母語話者が、話し手である相手(テスター)の意図や文脈などを適切に推測した上で応答できるかどうかの能力が、談話管理のストラテジー、ひいては対話を続ける能力を測る一つの指標となると言える。
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