研究課題
若手研究(B)
近世の信濃国伊那地方で、飯田城下町の町人による、近郊村である上飯田村内部での耕地所持の具体相を追究しつつ、上飯田村の内部構造を検討した。また、上飯田村や島田村などの百姓が近隣の山で薪を伐採し、城下町に大量に売却していたことを解明した。また、同国小布施村で村内が市場のある町組と栗林の展開する林組を中心として4つに分かれていたことを見出し、林組の庄屋平松家による大規模な栗林経営の具体相を明らかにした。
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歴史学研究
巻: 893号 ページ: 13-24
飯田市歴史研究所年報
巻: 9号 ページ: 34-54