研究課題/領域番号 |
22720251
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
鈴木 勇一郎 立教大学, 立教学院史資料センター, 学術調査員 (50337862)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 参詣 / みやげ / 鉄道 / 博覧会 / 日本近代史 / 観光 / 民俗学 / おみやげ / 軍隊 / 共進会 / 名物 |
研究概要 |
現代日本のおみやげ文化は、世界的にみても特徴的なものである。また、歴史的にみても前近代と現代のそれは、大きく異なる。本研究では、鉄道、博覧会、軍隊といった近代的装置との関わりを軸にその形成の過程を明らかにしたものである。神社仏閣への参詣と密接に関わって生まれた近世のおみやげは、持ち運びしやすく、腐らない非食品に限られていたが、明治時代以降、さまざまな近代的な装置の影響のもとで、近世的な名物菓子が次第におみやげとして商品化されていった。このように、近代日本のおみやげ文化は、近世日本とも外国とも異なる特異なおみやげ文化を形成していったのである。
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