研究課題/領域番号 |
22720256
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 国立歴史民俗博物館 |
研究代表者 |
原山 浩介 国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (50413894)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 婦人運動 / 消費者運動 / 奥むめお / 市川房枝 / 貫戦史 / 戦争協力 / 市民運動 / 現代史 / 市川厚枝 |
研究概要 |
本研究では、戦前から戦後にわたり活動した婦人活動家をめぐり、いわゆる「戦争協力」とその後の「転向」に焦点を当て、その必然性を読み解いた。「生活」という日常的な営みをめぐる権利拡張や救済を求めた奥むめおらの運動においては、その「生活」そのものが実は不断に多様なポリティクスのさなかに置かれている構図が主題化されにくかった。これは、近現代における私生活領域に対する政治の作用の産物でもあり、本研究ではこのことを視野に入れた、社会運動を把握するためのフレームの見直しを行うことにもなった。
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