研究課題/領域番号 |
22720262
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
中村 篤志 山形大学, 人文学部, 准教授 (60372330)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | モンゴル / 王公 / 地域社会 / 遊牧 / 地縁 |
研究概要 |
本研究は、南北モンゴル各々の地域を事例に、清代から近代までに通底する遊牧社会の基層構造の解明を試みた。北モンゴルでは、ソム(佐領) が清朝の統治システムとして十分機能していなかったこと、南モンゴルでは、王公不在のフルンボイル地域における小規模な地縁集団「アイマグ」の社会的機能を明らかにし、アイマグが1945 年まで同地域の基層を規定していたことを解明し、今後の遊牧社会研究における、ひとつの通時代的モデルを構築した。
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