研究課題/領域番号 |
22720270
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
舩田 善之 九州大学, 人文科学研究科(研究院), 講師 (50404041)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | モンゴル帝国 / 元 / 華北 / 碑刻 / 石刻 / 多元社会 / 道教 / 全真 / 令旨 / モンゴル:中国:ロシア / 国際情報交換 / ダーリタイ / チャガタイ / 石刻史料 / 山西 / 出土資料 / 山東 / 陜西 / 拓本 |
研究概要 |
本研究では、モンゴル帝国の歴史像再構築に寄与すべく、モンゴルによる華北地域(北中国)統治の具体像と多元社会の様態を考察した。成果は主として以下の二点にまとめられる。第一に、モンゴル語・漢語の言語接触とモンゴル語直訳体と呼ばれる翻訳文体に関する議論を深化させ、モンゴル語の漢語に対する影響の歴史的背景を解明した。第二に、モンゴル統治層、地方官、道士の三者関係を考察し、モンゴル統治層の活動が華北地域社会の再編に大きな役割を果たしたことが明らかとなった。
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