研究課題/領域番号 |
22720289
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
岩本 崇 島根大学, 法文学部, 准教授 (90514290)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 古墳時代 / 前方後円墳 / 青銅器 / 製作技術 / 鋳造 / 銅鏡 / 筒形銅器 / 巴形銅器 |
研究概要 |
日本列島では、古墳時代に各種の青銅器が墳墓に副葬された。本研究では、多様な古墳出土の各種青銅器が、いかなる技術によって製作されたのかを、製品に残された製作痕跡から具体的に明らかにした。 また、同じ古墳時代の青銅器であっても、製作技術にみる特徴には共通点だけではなく、相違点があることをも確認した。とくに、青銅器への製作姿勢のあり方から技術系統的に整理し、同時期の青銅器製作にも技術的な異同がみられることを指摘した。さらに、各器物が指向する意匠にみる特質もふまえることで、古墳時代の青銅器には等質的な存在意義が社会によって付与されたのではなく、器物に応じて多様な社会的役割があったことを説明した。
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