研究課題/領域番号 |
22720304
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 北九州市立自然史・歴史博物館 |
研究代表者 |
宮元 香織 北九州市立自然史・歴史博物館, その他部局等, その他 (80435908)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,610千円 (直接経費: 3,546千円、間接経費: 1,063千円)
2014年度: 550千円 (直接経費: 423千円、間接経費: 126千円)
2013年度: 550千円 (直接経費: 423千円、間接経費: 126千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 古墳時代 / 三環鈴 / 青銅器生産 / 青銅器製作 / 環鈴 / 復元実験 / 考古学 |
研究成果の概要 |
環鈴の製作方法については個々の資料の詳細な観察から、土型を用いて製作しているものと、蝋型を用いて製作しているものに分かれる。特に朝鮮半島出土のものについては、蝋型を用いて製作した例が多く、反対に日本列島産とみられるものは土型を用いたものが中心である。そのようななか、土型で製作した日本列島産とみられる資料が韓国で一例出土しており、当時の対外交渉の痕跡を示していると考えられる。 日本列島産の環鈴はその製作技法などから、鈴杏葉や他の鈴付き馬具、鈴鏡の製作と強い関連性をもつとみられる。これらについては考察と合わせてデータベースを作成し、東アジアにおける環鈴の分布状況についてまとめた。
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