研究課題/領域番号 |
22720334
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
|
研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
井上 大介 創価大学, 文学部, 准教授 (20511299)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 社会空間 / 民衆文化 / 聖人信仰 / 死 / サンタ・ムエルテ / テピート / グローバリ ゼーション / 呪術 / 戦略・戦術 / グローバリゼーション / 文化人類学 / メキシコ / テピート地区 / 民衆宗教 / サバルタン階級 / 戦術 / 聖人像信仰 |
研究概要 |
メキシコ民衆文化としてのサンタ・ムエルテ信仰の特徴は、負のイメージが付与されたテピート地区という社会空間を含む従来の文化資源を流用しつつ、従属階級の信者に対し、特定のアイデンティティを提供し、既存の文化的カテゴリーを揺り動かすような動向を現出させていた。またその表象に関しては、グローバル、ナショナル、ローカルといった諸次元での語りが存在し、非常に流動的な言説によってカテゴライズされているといった特徴が抽出できた。同時にマイノリティ宗教の中にも正統・異端の区別が認識されており、組織化された動向はより社会的制裁と結びついているといった傾向が看取できた。
|