研究課題
若手研究(B)
本研究では、経済活動に対する刑事規制の明確化・適正化のために、処罰範囲が広汎・不明確になりうる背任罪(刑法247条)を素材に、「どのような行為が背任となるのか」ということを明らかにしようとした。ドイツにおいては、背任罪の限定的解釈のために、行為者の裁量の重視、財産損害の算定の精密化などのアプローチが示されている。このようなアプローチは、我が国との差異を踏まえた上でも、極めて有益な示唆を与えるものである。
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