研究課題/領域番号 |
22730079
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西内 康人 京都大学, 法学研究科, 准教授 (40437182)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 合同行為 / 無効 / 取消 / 約款 / 継続的契約 / 内的組合 / 定款 |
研究概要 |
団体関係の終了に関するドイツ法との比較法研究の結果、団体設立行為の特性を、契約と連続的に捉える立場と、峻別して捉える立場があり、両者それぞれが固有の問題点を抱えることを明らかにした。具体的には、前者は、事実的契約関係論の系譜を受け継いでいる側面があり、契約関係を基礎にする必要性自体が放棄される危険があった。しかも、この危険は、団体関係を超えて、継続的契約関係一般に拡張される危険も存在していた。後者は、契約と団体をどのように境界設定するかが、問題となっていた。
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