研究課題
若手研究(B)
環境親和的技術のような公共財供給技術の移転問題を考察した。このような技術は導入することが利他的ではあるものの自損的な場合があるため、全体に普及することが効率的であったとしても達成されない可能性がある。本研究課題では技術移転およびそれに伴う金銭移転に関する交渉について分析した。ある種のコミットメント後の再交渉を許すような交渉方法を提案し、そのもとでは全体への普及が達成されることを示した。さらに一定の価格のもとでの技術移転についての交渉をあらわすような状況も考察した。この状況でも、同様の交渉方法を考えることでパレート効率的な結果が導かれることを示した。
すべて 2014 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (16件) 備考 (1件)
Theoretical Economics Letters
巻: 4(3月中に掲載許可) 号: 04 ページ: 289-252
10.4236/tel.2014.44039
University of Toyama, Working Paper
巻: No.270
http://hdl.handle.net/10110/10665
巻: No.279
http://hdl.handle.net/10110/10869
http://utomir.lib.n-toyama.ac.jp/dspace./handle/10110/8795