研究課題/領域番号 |
22730171
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
森 直人 高知大学, 教育研究部人文社会科学系, 准教授 (20467856)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ヒューム / 経済思想 / 経済人 / 18世紀 / 英国 / 利己心 / 利他心 / 正義と共感 / 18世紀英国 / 共感 |
研究概要 |
本研究は、経済学成立に至る諸思想の人間理解、具体的にはD.ヒュームの人間観を検討し、後代の経済学における人間観との連関において、その特質を考察した。その結果、主流派の経済学における人間観とは異なり、ヒュームの人間観が利他的な情念を含む様々な動機と限定された合理性を想定するという解釈、さらに通常は利己心のみから生成するとされるヒュームの「正義の規則」それ自体の生成に、共感原理が関わっている可能性が示された。
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